合格体験記5|医学部受験専門の個別指導塾・医学部予備校【メディックTOMAS】

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難関医学部在学中の現役医大生メディックTOMASのT.A.がこっそり教えるワタシだけの医学部合格術

下澤 新太郎さん 「不安は勉強の総量で解消するしかない。だから、やればやるだけプラスになる」 順天堂大・医学部 下澤 新太郎さん(開成高出身)

医学部をめざしたきっかけは何だったんですか?

最初のきっかけは、『ブラックジャック』を読んだことだと思います。それからずっと医師をめざしたいとは思っていましたが、部活ばかりやっていて、成績的にも、あとは家の経済的にも無理かな…とあきらめていました。高3になって、父と母からも応援するよと言ってもらい、医学部受験を決意しました。

それから志望校を選んだのですか?

はい。正直医師になれれば大学にこだわりはなかったのですが、私大医学部には通えないので、地域枠のある大学や自治医科大を中心に考えていました。国立志望だったのですが、首都圏はどこもレベルが高くて、そのときの自分の学力では到底考えられませんでした。本当に部活ばかりでまったく勉強していなかったので。定期テスト前にギリギリでなんとかしていたって感じです。テストが終わるときれいさっぱり忘れていましたから。

先生の数学の指導は「よくわかる!」と評判ですが、当時はそんなに苦手だったんですか?

はい。だから、とにかく基本問題を徹底的にやり込みました。難しい問題にはいっさい手をつけず、とにかく何度も何度も基本問題をミスしなくなるまで解いていったんです。少し手ごたえを感じ始めたころ、標準問題と言われるレベルに手を出しました。難問は、最後の最後までほとんどやりませんでした。でも、基本問題、標準問題を本当に徹底的にやり込んでいったおかげで、どんな問題でも「とりあえず手を動かす」ということができるようになったんです。

基礎・基本に忠実に解いていこうとするから、生徒に「わかりやすい」って言われるんでしょうね。何しろ数学がわからない生徒の気持ちは誰よりもわかる自信がありますから(笑)。

他の教科はどうしてましたか?

塾に通っていて、そこで出される予習・復習以外は何もしていませんでした。あれこれ手を出すのではなく、とにかく与えられたものを何度も何度も解いていくだけです。

高3の夏休みはすごくがんばったみたいですね。

もう、本当にここしかない、というつもりでがんばりました。朝9時ぐらいから夜は2時、3時までほとんどノンストップでずっと勉強しました。しかも、そのうち7~8時間はずっと数学をやっていました。まだまだ苦手でしたから。だんだん、勉強時間が少ない日が自分で許せなくなるくらいになっていって(笑)。ひたすら勉強していましたね。

まさに「勉強の体力」がついていったんですね。そこまでがんばれたのはなぜでしょう?

最初はそんなに長い時間勉強できるかなと思っていましたけど、とにかく「医学部に行きたい」「絶対行くんだ」という気持ちだけでがんばれた気がします。よく通っている生徒たちにも話しますけど、やることはあとから決まってくるものであって、とにかくやるんだって思うことが肝心だと思うんです。勉強はやった者勝ちだと言いますけど、本当にそうなんだと受験が終わったときに思いました。

夏以降の成績はいかがでしたか?

これがなかなか結果に結びつきませんでした。模試を受けてもE判定ばかりで、合格可能性は30%未満。あんなにがんばったのに、なんで? とさすがに気持ちが折れそうでした。でも、ここであきらめたらすべてが終わる。「とにかくやるしかない!」と切り替えて、がんばり続けました。数学は模試を受けても最後まで偏差値60を超えたことはないですね。秋を過ぎると、とにかく時間が足りなくなりました。自分の弱点がわかってきたからこそ、「あれもやりたい」「これもやりたい」と思うようになり、ただ単に時間をかけていた夏ごろに比べて、やりたいことをやろうとすると時間が足りない状態になったんです。優先順位をつけて工夫もしたけど、とにかくガッツでやりきった感じです。

直前期はいかがでしたか?

とにかくセンターは過去問や予想問題を解きまくりました。1日で9科目すべてをやって、答え合わせして、やり直して…それをやり続けたんです。このころには数学はだいぶできるようになっていましたが、逆にほとんど手がつかなかった国語はなかなか点数が取れなくて。国語は書店で売っているセンター予想問題集みたいなものは本当に全部やったんじゃないかっていうくらいやりました。それでもとにかく不安で仕方なかったですね。「どうしよう、どうしよう」って毎日叫んでいました(笑)。

実際、本番はどうだったんですか?

不思議と緊張せずに落ち着いて臨めたんです。「ここまできたら仕方ない」ってうまく開き直れたというのが大きいと思います。あとは「やれる限りのことはやったんだ、絶対大丈夫だ」と自分に暗示をかけた感じですね。努力は人を裏切らないってよく言いますけど、本当にそう思いました。やったことが全部出た! って感じでしたから。1科目ずつ終わるたびに小さくガッツポーズ、みたいな感じです。

だけど翌日、新聞の解答を見て採点するときは心臓が飛び出るくらいドキドキしました(笑)。結果は合計で93%だったので、予想以上でした。普段はケアレスミスが多くて、「間違っているものを選べ」というのに正しいものを選んだり。マークミスで0点近い点数になったこともありました。だけど、本番では1問も落とさないつもりでやりました。というよりも、1点も落としたくないっていう気持ちで解いていたら、ケアレスミスなんて出ないと思うんですよ。ある意味、気持ちで勝ったと言えるかもしれません。

順天堂大への進学は迷わず決めたんですか?

地域枠で合格が出て、それで入学を決めないと辞退することになってしまうので。親と相談してすぐに決めました。もちろん国公立の受験も考えていたんですが、最終目標は医者になることなのだから、それへ向けて一年でも早くスタートが切れるようにと思って。

今、受験生を見ながら受験生だった自分を振り返ってみてどう思いますか?

とにかくがんばったなと思いますし、だからこそ受験生のみんなには自信をもって「もっとがんばれ」と言えます。ただ、3年になってから焦るんじゃなくて、もっと余裕をもってやっていたらあんなに苦しくなかったんだろうなとも思います。だから、中学生や1・2年の生徒にはよく「とにかく毎日コツコツと」と言っています。思いっきり自分のことは棚に上げていますけどね(笑)。あんなにつらい思いをしてほしくないですからね。受験直前はどれだけやっても、本番が始まるまでは絶対に不安だと思うんです。その不安はやってきた勉強の総量で解消するしかない。だからこそ、時間をかければかけるほどプラスになると思います。

最後に受験生への激励の言葉をお願いします。

『スラムダンク』のセリフじゃないですけど、あきらめたらそこで終了なんだと思うんです。挫折する理由なんてすぐ見つかりますから。でも、とにかく医者になるんだって気持ちが強ければ絶対に乗り越えられます。あと、これは大学でもよく言われることですが、医学部に進むというのはゴールではなく、スタートです。受験が終わって勉強終わり、ではないので。僕も受験生と一緒に一人前の医者になれるようにしっかり勉強していきたいと思います。